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2018年3月

2018年3月27日 (火)

緑の毒(桐野夏生)

桐野夏生さんの

『緑の毒』
読みました。
K6
イッキ読みです。
連作集みたいな構成で読みやすい。
テーマは重いが著者独特の語り口と
ちりばめられたユーモアで
飽きさせない。
・・・
それにしても
「緑の毒」ってタイトルがちょっと、
てのは私だけですか?
・・・
著者の力量に感服です。

2018年3月21日 (水)

『オリンパスの闇と戦い続けて(花田正晴)』

浜田正晴さんの

『オリンパスの闇と戦い続けて』
読みました。
H12
いやー、へたな小説よりも迫力がある。
・・・
大企業オリンパスに
たった一人で戦いを挑む社員。
その精神力に感服。
わすれていけないのは
会社との闘いは
まだ続いているという事。
・・・
『至極当たり前のこととしてとった行動を
裁判所に正しいと認めてもらうために
なぜこれほど長く厳しい闘いを
強いられなくてはならないのか
これが日本における
労働民事裁判の現実なのか』
という著者の言葉は重い。
・・・
”会社のワンマン体制に対して
異論をのべることがはばかられる雰囲気”
や、
”風通しが悪く
意見を自由に言えないという企業風土”
は何もオリンパスに限らず
大なり小なりどこの会社でもあること。
てか、
権威に対して異論がさしはさめない雰囲気
って、
日本人の特徴?ですよね。
村八分が怖い。
・・・
考えさせられる一冊です。

夢より短い旅の果て(柴田よしき)

柴田よしきさんの

『夢より短い旅の果て』
S123
著者には珍しい?
貴重な鉄道もの。
もちろん、
単なる「鉄っちゃん」ものではありません。
時には涙も。
でも、
さくさく読めました♪
・・・
いろんな鉄道路線が出てきますが、
なかでも
飯田線に乗りたくなりました。
各駅停車で
思いっきり秘境を味わう♥
想像しただけでも楽しい!

2018年3月15日 (木)

『バラカ(桐野夏生)』

10日ぶりの更新。

このところツイッター
にかまけて
ブログの更新が滞りがち(泣)です。
・・・
ま、気を取り直して(笑)。
・・・
桐野夏生さんの
『バラカ』
読みました。
K55
ちょっと作り物めいてはいるが、
怖くてぞっとする話。
一気に引き込まれて
途中でやめることができない。
思えば3.11からはや7年が経った。
年々人々の記憶が風化していくのが恐ろしい。
あれだけの大惨事を引き起こした原発も
次々再稼働させ、
輸出までしてしまう現政権。
小説よりこちらのほうが
全然怖い!!!

2018年3月 5日 (月)

『安倍三代(青木理)』

青木理さんの
『安倍三代』
読みました。
A112
安倍晋三の3代にわたる系譜をたどる一冊。
安倍晋三とはどのような男?だったのかが垣間見える。
・・・
祖父・寛、父・信太郎と違い、東大を目指すでもなく
16年間を成蹊学園ですごした晋三。
著者が書くのに困るくらいエピソードのない、
凡庸な「いい子」
成績も、可もなく不可もない、
印象の薄い学生。
ただ母方の祖父・岸信介にはかわいがられた。
そんな無色透明・純粋培養なおぼっちゃまが
なぜいま日本をぶちこわしてしまうような男に???
その答えは残念ながら書かれてはいない。
・・・
末尾の、
かつての恩師・宇野重昭(元成蹊学園総長)のことば
U111
が印象的です。
・・・
(中略)
対する安倍晋三はどうか。
少なくとも桐野(※)のように、
学生時代から「成すことあらん」という大志を
抱いていた様子は微塵も感じられない。
周囲に感化された後付けの皮相な思想らしきものに
憑かれ、国を誤った方向に向かわせないでほしい。
・・・
愛する母校(※)の最高碩学(※)が
涙をうかべつつ放った心底からの諫言を、
凡庸だが心優しき3代目は、
はたしてどう受け止めるのだろうか。
(後略)
・・・
(参考)
桐野:桐野夏生、作家で成蹊学園卒
母校:成蹊学園
最高碩学:宇野重昭、成蹊学園法学部教授、元学長

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