ヤマザキ・ランチパック「ミルキークリーム」
東京新聞朝刊に「本音のコラム」というのがあります。
9月21日(月)の本音のコラムは
フランス人エッセイスト ドラ・トーザンさんが
日本のテレビ番組について書いています。
少し長くなりますが
そのままご紹介します。
・・・
『「討論番組の少なさ」
フランスから日本に戻ってテレビを見ると、
あらためて生放送の討論番組が少ないことに気づいた。
二つの国は何と対照的なことだろう!
なぜ日本のテレビには
討論や議論する番組がこんなにも少ないのか。
政治家に限らず、
社会学者でも役者でも、
芸術家でも、エコノミストでも、
とにかく意見を交わす番組が少なすぎる。
録画で編集されたものでなく、
いろんなリスクがある生放送となると
本当に見当たらないくらいだ。
で、結局のところは「笑い」が支配している。
ゴールデンアワーは「お笑い番組」ばかりだ。
深く考えたり、自分の意見を作る手助けとなるような番組
は必要ないのだろうか。
議論を重ね、違う考え方もあるよとか、
社会問題やニュースについて
どうやったら解決するのかと考えさせるような番組だ。
フランス人は、
おしゃべりや論争好き、そして
思想や哲学を好むことで知られているが、
それはテレビでも同じ。
スタジオに招かれた人たちが激論を交わす
生放送の番組が
毎日流れている。
議論が白熱し、
時に過激になってしまうことも珍しくない。
「秋の夜長」だ。
そんな時こそ、
視聴者にもっといろんな問題を考えてもらうような、
自由闊達で本物の討論の番組
を提供すべきでないか。
単に
「アハハ」で終わってしまうものではなく。』
・・・
どうですか?
「面白くなきゃテレビじゃない」
を標榜する某”フ○テレビ”とは
まさに対極をなす意見ですね。
久しぶりに溜飲を下げました。
と同時に、
フランス人からはこんな風に見られているんだなぁ、
と少し情けなくなりました。
・・・
日産を立て直した
かのカルロス・ゴーンさんが
大学(フランス)時代、
徹底的に『論理学』を学んだ、
というのは
よく知られたエピソ-ドです。
自分の意見を言うために、
材料を集め、
それを精密に分析し
筋道を立てる。
そして
自信を持って結論を下し、
自分の意見を言う訓練をした、
といいます。
・・・
ゴーン流改革については
すでに
語られつくされていますが、
その成功要因は、
日産再建という目的のために
一貫して『合理性』を基準に判断した、
『徹底的な議論』を通して
従業員とのコミュニケーションを図った、
というところにあるでしょう。
・・・
日本のビジネスマンが
国際舞台で伍していくには、
この、
ものごとを『論理的に考え』、
『論理的に表現する(議論できる)』、
習慣っていうか”訓練”が必要ですね。
でないと
ゴーンさんに勝てません。
TVのお笑い番組に
うつつを抜かしている場合ではありません。
ドラ・トーザンさんには、
とうに見透かされていますけど。
・・・
ヤマザキ・ランチパック
「ミルキー・クリーム」
・・・
日本は欧米から多くのものを
取り入れました。
いまや技術・品質の高さでは
世界で一番ですが、
「技術」の背後にある
『思想』や『論理』
はついに移植できなかった、
ということでしょうか・・・














































































最近のコメント